NEWS

2019.07.30

【Re.muse銀座店OPEN】

この度、令和元年9月1日に3店舗目となる、「Re.muse銀座店」をオープンする運びとなりました。

これもひとえに、応援して下さった皆様方のご愛顧の賜物です。

心より感謝申し上げます。

銀座店のオープンである9月1日をもって、悩みに悩んだ東京進出から丁度3年半が経ちます。

当時店舗の場所が六本木に決まった際は、オーダースーツとはかけ離れた環境に、 “テーラーと言えば代官山や青山、銀座ではないか?”と、懸念を抱かずにはいられませんでしたが、 私が作りたいお店は「都合がいいから来るのではなく、そこにmuseがあるから来る」 そんなお店ではないか。まさにそんな気持ちでの東京六本木のスタートでした。

それでも最初は、昼間はほとんど人が歩いていなく、 夜になればなるほど賑やかになっていくこの街にただただ圧倒され、明け方まで仕事ばかりしていた私は、 その空気に飲み込まれそうにもなりました。

夢を叶える為に進んだつもりが、後退しているように思えた時、この場所でも起業時と同じことを痛感しました。 それは、「想いが未来をつくる」ということです。

何度も申し上げていることですが、いつだってたった一人の強い想いが世界をつくってきた、そう思います。

この場所で、沢山のお客様の夢を聞く、 この場所で、同じ夢を追える仲間を見つける、 この場所から、museを未来に繋げる。 東京に出てくると決めた時、最初に誓ったことです。 その全てを叶えることができました。 100年先まで愛されるブランドを作るという強い想いがなければ、絶対に叶えられていません。

そしてこの場所でもうひとつ、 「人を自信で包み 生き方に影響を与え 世界を変える英雄を生み出す」という、 不可欠なミッションにも辿り着きました。

museという場所に来て、自信に包まれたときにお客様自身が放つエネルギーの素晴らしさ、そんな 目には見えないけれど、確かに人の中に息づき、確かに生き方を左右しているものを、スーツを通じて 前向きに働かせられるようにすることこそが、「人を自信で包む」という、私たちの仕事であり、 museという場所がブランドとして成長するために欠かせないミッションだと思っています。

目に見えないものを信じることが難しいように、 見えないものを価値化していくことも容易ではありませんが、我々にとってそれは スーツ作りを通じて共に過ごす時間の中に流れていたり、 共感しあえる喜びの中に宿っていたりするものです。

AIの発達により明確にその価値が評価される時代が来ています。 「人が人らしく。」当たり前のことを胸を張ってできる時代の入り口に私たちは立っています。 museのビジョンの一説に、 「人だからこそできる仕事をもって、100年先まで愛されるブランドを創造する。」 と刻んでいます。

人が人に寄り添い、共感し喜びあうことこそが、人にしかできない事ではないでしょうか。 銀座という日本の中心だからこそ、そうした人の力を育み、 また来たいと思って頂けるようなお店作りをしていきたいと思います。

皆様のご期待にそえますよう日々精進する所存でおりますので、 今後とも何卒ご愛顧賜りますようお願い申し上げます。